払い過ぎたお金を取り戻す!過払い金返還請求で債務整理

過払い金で債務整理

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金融業者が貸出時に設定する金利は、利息制限法という法律で、上限金利が定められています

利息制限法の上限金利を超えた融資は違法ですが、一昔前まではキャッシングやカードローンには、利息制限法の上限金利ではなく、出資法という別の法律で定められた上限金利が用いられ、利息が計算されていました。

出資法の上限金利は、利息制限法よりも高く、返済負担もそれだけ大きかったのですが、裁判で争われた結果、出資法の金利を適用する事は認められないという判決が、確定しました

その為、過去に借り入れたお金に関しても、出資法の上限金利適用分に関しては、債権者の権利は認められず、返済した債務者が返還請求する事で、支払い過ぎた金利分を取り戻す事が出来ます

この支払い過ぎた金利分を過払い金といい、法律に基づいて返還請求する事で、合法的にお金を取り戻して、債務整理を行う事が可能です。

過払い金が含まれるのは、過去の借金のみ

現在キャッシングやカードローンで適用されている金利は、利息制限法の上限金利内なので、過払い金相当分は含まれません。

過払い金が含まれるのは、出資法の上限金利が適用されていた時期に、借り入れた借金のみです。

具体的には、2006年12月13日の貸金業法改正、2010年6月18日の改正貸金業法の完全施行以前に借り入れた借金が、過払い金返還請求の対象になります。

対象となる時期に借りたお金であっても、金利が利息制限法の範囲内だったり、みなし弁済に当てはまる場合は、過払い金は含まれません。

ただし、消費者金融や銀行カードローンなどの借金であれば、対象期間の借り入れには過払い金が含まれているので、返還請求でお金を取り戻す事が出来ます。

借金を滞納していても、過払い金は取り戻せる

借金を滞納している方でも、過払い金を取り戻す事が出来ます

過払い金とは、本来支払う義務のないのに支払ってしまったお金であり、取り戻す権利は借金の返済状況にかかわらず、認められています

長く借金生活を続けている人ほど、過払い金は高額になる為、請求手続きをして取り戻した過払い金を返済に回せば、滞納を解消して借金を完済出来る可能性もあります。

注意しなければいけないのが、請求時効です。

過払い金返還請求の権利は、10年で喪失してしまいます。

時効は借り入れたタイミングではなく、取引終了からスタートするので、10年前に借金していても、完済日が5年後であれば、借り入れから数えて15年までは、請求権が認められます。

過払い金を取り戻すには

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過払い金を取り戻すには、所定の手続きを経て、債権者である金融業者に返還請求する必要があります。

制度上は、個人でも返還請求を行う事が出来ますが、確認の手間や業者との交渉を考えると、直接請求はあまり現実的ではありません。

確実に過払い金を取り戻したいのなら、専門家である弁護士の力を借りましょう。

まずは弁護士に相談を

過払い金返還請求を決意したら、まずは借金問題に強い弁護士に、相談してください。

弁護士は依頼人の代理として、業者と過払い金返還交渉を行い、権利のある過払い金分のお金を取り戻してくれます。

過払い金が、実際にどのくらいなのかを計算する為には、借金の額や期間を確認するなど、手間がかかるのですが、弁護士に依頼すれば、借金に関する資料も取り寄せてもらえるので、取引明細などの書類が手元にない場合でも、問題なく過払い金を取り戻す事が出来ます

債務整理とセットで相談する

弁護士に過払い金問題を相談する時は、債務整理とセットで相談しましょう。

過払い金で債務整理が完了しない場合、改めて任意整理や自己破産などの方法で債務整理を行わないと、返済が追いつかなくなった借金問題を解決出来ません。

債務問題に強い弁護士なら、過払い金請求を行った上で、最善の債務整理方法を提案してくれます。

最終的に破産せざるを得ない状況であっても、過払い金請求作業は必要になるので、債務整理の第一歩として、過払い金請求を相談してください。

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