任意整理や自己破産出来る?個人間の借金は、債務整理出来るのか

個人から借りたお金が返せない

5c3e857cdf86e55056ff436b13272d92_s

借金というと、消費者金融のキャッシングが思い浮かびますが、個人の間で金銭の貸し借りが行われる事も、珍しくありません。

金利負担を抑える為に、親戚や友人などからお金を借りる人は多く見られますが、借金が返せなくなってしまうと、大きな問題に発展してしまいます。

個人間の借金が返せなくなってしまうと、単に債務だけの問題ではなく、人としての信用まで失いかねません。

だからといって、手をこまねいていると借金が更に膨らんで、返済がますます難しくなってしまいます。

個人間の借金が返せなくなってしまった場合、債務整理する事は出来るのでしょうか?

債務整理に借入先は関係ない

債務整理において、借入先が誰であるかは関係ありません

キャッシングやカードローンで借りたお金であろうが、個人から借りたお金であろうが扱いは変わらず、同じように債務整理手続きを取る事が可能です。

ただし、債務整理は債務者にとっては、メリットの多い制度ですが、債権者にとっては返済されるはずのお金が減らされてしまう為、決して歓迎されるものではありません

制度上、債務整理する事は出来ますが、あくまでも最終手段であり、気軽に利用するべきではありません

弁護士を代理人にする事で、余計に話がこじれる可能性も

一般的には、任意整理や自己破産など、債務整理手続きを取る時は、専門家である弁護士に相談した上で、代理人を依頼するのが原則です。

弁護士に依頼する事で、こじれがちな交渉も上手くまとめられ、スムーズに借金を整理出来ます。

頼りになる弁護士ですが、個人間の借金については、少々事情が異なります。

個人間の信頼は、個人的な信頼に基づいて行われる事が多く、業者のように収入などをチェックして、お金を貸しているわけでありません。

弁護士を間に挟む事で、かえって相手の心象を下げてしまい、一括返済を要求される可能性もあります

個人間では、実益よりも気持ちや感情が、借金問題に強く影響する事が多く、債権者の機嫌を損ねる事は、絶対に避けなければいけません。

場合によっては、弁護士にはバックアップのみを依頼して、相手との交渉など表舞台での仕事は全て本人が行う、といったように機嫌を損ねない為の工夫も、求められます。

個人間の借金を、債務整理する際のポイント

cbefa5a71c2c7f59c80156ae48c00745_s

個人間の借金を債務整理するのは、業者からの借金を整理するのとは、大きく異なります。

人的な信頼を崩さないまま、借金を整理するのが非常に難しく、債務整理をすること事態が、信頼を損ねる行動です。

相手との関係が変わってしまうのは、覚悟しておきましょう。

過払い金請求の可能性あり

個人間の借金は、当事者同士の合意で、利息が自由に設定出来ます。

しかし個人間であっても、法律で定められた上限金利は適用される為、すでに支払った返済金のうち、法律を超える金利分は過払い金請求で、返還を求められます。

ただし、個人間の借金はキャッシングで適用される、利息制限法の上限金利ではなく、出資法で定められた「年109.5%」が上限となります。

業者から借りるより、上限金利はずっと高いので、キャッシングを対象にした返還請求と比較すると、取り戻せる可能性があるお金は、ずっと少なくなります。

自己破産なら、全ての借金を一括で整理可能

自己破産による債務整理であれば、借入先に関係なく、滞納した借金をまとめて整理する事が出来ます

自己破産は全ての債務が免責される為、借入先に関係なく、借金はゼロになります。

個人間の借金も、自己破産の対象ですから、免責が決定されれば、複数の借金を一括で整理出来ます。

自己破産すれば、借金は帳消しになりますが、お金を貸してくれた相手からすれば、自己破産は踏み倒されたのと同じ事です。

相手からの信頼を損なう行為ですから、今後同じように付き合っていくのは、難しいでしょう。

大きな恨みをかって、不利益を被る可能性もあるので、自己破産による借金整理は、どうしても返済出来なかった時の、最終手段にしてください

こちらのコラムも人気です!